誰かのためになる、人の役に立つ、社会に貢献する…、そういう仕事はいくらでもあるにもかかわらず、あえて『人の心』に関心が向くというのは、1つの才能でしょう。
興味のない人には縁のない世界です。
そして、もしあなたが誰かの心の助けになりたいと思えるのだとしたら…。
あなたは心の苦しみを体験的に知っているのではないでしょうか。
自分にも苦しかった時期があるとか、
自分のことを好きになれなかったことがあるとか、
自分の価値を信じられなかったときがあるとか。
少なくとも私たちはそうだったものです。
心の痛みや苦しみを体験して、何とか乗り切って。
そんな中で、手を差し伸べてくれた人の温もりを知りました。
だからこそ誰かを見て、言葉の奥にある苦しさを感じたとき、
「助けになりたい」と願ったのだと思います。
NLP自体がそうしたターニングポイントになった場合もあれば、
「誰かの助けになる」ための技術としてNLPを学び始めた場合もありました。
いずれにしても、そこから全ての研鑽の道が始まったようです。
ひたすら『人の心を大切にする』技術を求めてきました。
なぜ、それほど私たちは技術を追求したのでしょうか?
…それは、ただ
優しくなりたかった
からなのです。
人の痛みが分かる人は、他の人の心にも気持ちがむいて、「何とかしてあげたい」願うものです。
それを『優しさ』と呼んでも構わないでしょう。
しかし私たちは身をもって痛感しました。
自分の内側に『優しさ』があることと、
相手に『優しくできる』ことは別物だ、と。
誰かに優しくしたくて積極的に関わって、
“やらかした”経験があったからです。
崩れてしまった関係で味わい続ける気まずさ、
大切な関係を自ら壊してしまった後悔、
優しくしたかったはずが傷つけてしまった自責、
想定外の結果から深く傷ついた心の奥…。
『優しくできない』自分を変えるために、
『優しくできる』ようになるために、
心理援助のコミュニケーション技術を求め続けてきたのです。
優しさが相手に届くようにする技術を求めて。
NLPを他人に使うときには必ず、その人の心に触れさせてもらうことになります。影響を及ぼすことは避けられません。
(本人の体験内容を話してもらわずに進めることも可能ですが、それでも心に関わっていることは確実です)
だからこそ私たちは、他人の心に土足で踏み込むようなやり方はしたくないのです。
誰の心でも尊いものとして大切にしたい。
かといって「一切の痛みを与えないように、慎重に、おそるおそる、遠慮しながら関わる」というのも違うと考えます。
それでは相手の『人としての強さ』を軽んじているかもしれません。
正直にいうと私たちにも、どちらかに偏っていた時期がありました。
今でも未熟さに気づきます。それでも…。
踏み込むなら靴を脱いで精一杯の敬意を込めて、
そして
その人の力を信じて過度に心配することなく、
関わり方を選択しているつもりです。
このバランスをとった選択を可能にするのが、技術の側面なのです。
確固たる基準をもって援助の流れを進められる。
基準を満たす対応をするための基礎能力がある。
NLPを知らない人にも届く言葉を使える。
これらの技術があるからこそ、相手の心を大切にできます。
相手の心の痛みに触れることを恐れることなく、そっと寄り添って労わることも。
変化への恐れを受け止めながら、可能性を信頼してグッと後押しすることも。
何をして、何を避けるかの基準があれば、
「行き当たりばったり」や「とりあえず」がなくなって、自信をもって対応を選べます。
観察力、共感力、想像力、言語理解力などの基礎能力が足りなければ、流れや相手に合わせた対応は難しいでしょう。
NLPの受講生同士なら通じる用語も、NLPを知らない人には通じません。
本気で自分の問題に向き合おうとする人には、手順の練習とは別次元の配慮が求められます。
こうした技術の側面が、
心根の『優しさ』を
対応のレベルで『優しくできる』へ
と変えてくれるわけです。
言いにくいことですがハッキリ言ってしまいます。
私たちがNLPの資格取得コースで学んだ内容だけでは、NLPを使ったカウンセリングやセラピーは上手くいきませんでした。
誤解しないでください。
「私たちの受講したNLPのコースに問題があった」
ということではありません。
資格取得コースでNLPを扱うときには避けられない事情があります。
以上のようにNLPの資格取得コースは
実情があるのです。
そこで私たちClear NLP Japanでは、提供するセミナーの構成を工夫しました。
つまり
NLPそのものは資格取得コースで、自分の心身を通して身につけてもらい、
その後でNLPを他人にも使えるように磨き上げていく
という流れといえます。
「NLPで誰かの助けになりたい」人に向けた、他者援助に求められるレベルの高度なスキルのトレーニング。
それが『NLPセラピスト養成コース』です。
トレーナーは、Clear NLP Japanの原田幸治です。
早稲田大学大学院理工学研究科修了後、バイオ系企業において研究者として勤務したのち、2007年にNLPトレーナーとして独立。
200回以上の資格取得コースを担当し、約3000人の受講生と関わってきた。
スーパーバイズのクライアントは、カウンセラー、福祉相談員、医療従事者、研修講師、大学教授、経営者、会社員と多岐にわたる。
NLPとの出会いは研究職時代。
ストレスや人間関係の悩みからコミュニケーション技術や心理について学び始め、NLPの資格取得コースを受講する。
人とリアルに触れ合い、心と深く向き合う喜びから、トレーナーとしてNLPを伝える道を選ぶことに。
講座や個人セッションを通して多くの人生の転機と関わる重みを知るほどに、自らの研鑽の重要性を思い知らされ、学びと実践を続けながら今に至る。
生命科学の研究者として培った分析的視点と、心理臨床家から受けたトレーニングを基にした、NLP特有の『心の仕組み』の観点で人の心理を紐解くスタイルを基本とする。
NLPに対するスタンスは、トレーナーというよりもプラクティショナー(実践者)。
NLPの技法は合計で数千回、自分の問題に対して実践してきた。
実践経験に基づいて「本格的な内容を分かりやすく」説明することを心がけている。
著者に『心が思い通りになる技術:NLP:神経言語プログラミング』(春秋社)、『心を読み解く技術:NLPパート理論』(晶文社)がある。
『NLPのテクニック(技法)を用いて、心理面から他者援助をする役割』を“NLPセラピスト”と私たちは呼んでいます。
一般名称ではなく、NLPの創始者が認定する資格ではありません。
あくまで役割を説明するための単語です。
NLPセラピストのする他者援助の中身を一言でいうと…
相手が「できなくて困っている」ことを「できる」ように、NLPのテクニックを使う手伝いをする
ことです。
悩みでも問題でも、目標でも夢でも…、お手伝いの対象は問いません。
人間関係でも習慣でも、仕事でもスポーツでも、ネガティブな感情や思考でも衝動的な行動でも、健康でも生き甲斐でも…、どんな分野も扱います。
ただし、あくまで心理面からアプローチするのがポイントです。
“心の癖”のせいで「できていない」ところを見つけて、その“心の癖”をNLPのテクニックで変えるのを基本方針とします。
ですから援助の対象範囲は広いですが、相手の問題や目標に関わっている「心の課題」を解決することしかできません。
「どこまで解決できるか」という結果については限度があります。
しかしながら、この制約こそがNLPセラピストとしての専門性を意味します。
NLPの専門家として相手と関わるときには、この限界を知っているからこそ明確に「援助できること」と「援助できないこと」を区別して、専門性の範囲で最善を尽くすことができるわけです。
NLPセラピストは決して“魔法使い”などではなく、「他者の心をNLPで扱う専門家」だということです。
『NLPを使った他者援助』は基本的に、大きく2つの段階に分けられます。
❶話を聞きながら扱う「心の癖」を絞り込む(相談)
❷「心の癖」を変えるためのNLPテクニックのガイド(ワーク)
この「相談〜ワーク」の流れにおいて
の『基準』を染みつけるようにトレーニングします。
「やること」/「やらないこと」の『基準』をハッキリさせることで、着実に流れを進められるようにするのです。
回り道や想定外のトラブル、余分な時間も避けられるようにしたいわけです。
援助として関わる以上、相手に負担をかけたくはありませんから。
こうした『基準』についての体験的な理解に加えて、
「基準を満たすためのコミュニケーションスキル」
がNLPセラピストには求められます。
大きく分けると次の4技能です。
(a)初対面であっても心と深く関われる人間関係スキル
(b)NLPのことを知らない人でもスムーズにNLPを実践してもらえる支援スキル
(c)問題となっている“心の癖”を特定するカウンセリングスキル
(d)NLPのテクニックをガイドするときの専門援助スキル
このセミナーは『NLPを用いた他者援助』に求められる知識と技術を身につけるための体験型トレーニングです。
「援助の基本方針」と「押さえるべき基準」については、講義やディスカッションを通して知識レベルの理解を深めてもらいます。
そして援助の最中に求められるコミュニケーションについては、丁寧な実技トレーニングの積み重ねによって技術を定着させます。
ひたすら実用性を狙ったコース設計です。
プロとして自信をもってクライアントと関わり、後悔や無力感に苦しむことのないように、確固たる土台を作る上げるトレーニングだといえるでしょう。
※もちろん仕事を目指さない方も大歓迎です。
NLPを使って誰かと深く関わるときには、相応の土台を身につけていてもらいたいと思います。
でないと善意からの行動で、お互いが傷ついてしまうこともあり得ますから…。
そしてセミナーの基本骨格は
『NLPを用いた他者援助の流れ』
としています。
「相手から相談されたときに、どのような流れで対応していくか?」を、1つの型としてトレーニングする形式です。
原則的には、
問い合わせ 〜初対面 〜相談 …
〜NLPのテクニックの実践 〜クロージング(〜アフターフォロー)
の流れを想定します。
この流れの中で典型的に起きる場面を選び出して、各場面に求められる技術をトレーニングするわけです。
ここで1つ注意していただきたいのは、ビジネス的な側面が含まれていないことです。
おそらく、ブランディングをして、マーケティングをして、告知をして…、それからクライアント候補の人から問い合わせに繋げる、といったステップもあるでしょう。
援助が終わった後にも、リピート率を高めたり、口コミを増やしたりする工夫はあるかと思います。
しかし『NLPセラピスト養成コース』では、その段階は扱いません。
ビジネスとしての成果を求める時期には、そちらの専門家をご利用ください。
つまりセミナーの趣旨は、援助そのもののスキル向上にあるということです。
トレーニングの量的な比率としては、
の二つが中心となります。
もちろんその理由は、この2段階こそが援助の中核になるからです。
一方で、この2つの段階は明確に切り分けられる性質のもので、むしろ「切り分けて扱うべき」ものともいえます。
❶相談のところと、❷NLPのテクニックのガイドのところでは、実際に起きるコミュニケーションの質が別物なのです。
求められる技術も当然、別物となります。
ですから実技トレーニングとしては、2つの段階を別々に練習する時間が多いと考えておいてください。
そして実技トレーニングによって高めたいのは、『コミュニケーションの技術』です。
どんなメッセージに注目して、
何を心がけて、
何を言うか?
相手が話し始めて以降、
どんなタイミングで何を把握して、
どのように進め方への同意をとって、
どの方向へどんな流れで相談を進めていくか?
どんな意思確認をしてNLPのテクニックに進み、
初めてでもNLPができるような配慮をどう言葉にして、
どんなことに注意しながら安全かつ自然に手順を進め、
慣れていない内省プロセスを手伝いながら効果を出すか?
…こういったことを明確な基準として学び、基準に沿った対応ができるように技能を高めていくように練習します。
実技トレーニングといっても、すべてが“練習試合”のように流れを通した形式ではありません。
それぞれの段階ごとにポイントを押さえて、個別の技術をトレーニングするときもあります。
❶相談の段階については会話の展開も重要なトレーニング課題となりますから、相談は落とし所まで一連の流れを練習することが多いはずです。
全体の流れを通して練習するのは、場面ごとの技術を身につけた後の“実践形式”といったところでしょう。
悩みや困りごとを題材とした実技トレーニングを何度も行いますが、解決まで辿り着くケースは少ないということを知っておいてください。
自分の悩みをNLPで解決してもらう機会は多くないということです。
援助者の立場を重視するセミナーだということを納得の上でご参加ください。
世間に溢れる“NLPの発展セミナー”のように、新しいテクニックを紹介することもありません。
プラクティショナーコースで扱ったテクニックを他者援助のためにも使いこなせるようにトレーニングしていくのが趣旨です。
実際のところ、プラクティショナーコースで学んだテクニックが使いこなせれば、援助は充分以上に可能なものですから。
『NLPセラピスト養成コース』でトレーニングする内容のメインはコミュニケーション技術です。
しかし、実際にNLPを用いた他者援助で人と関わり始めると、コミュニケーション技術以外にも重要な技術が求められてくるものです。
それが『振り返り』の技術です。
なぜなら全てのケースへ完璧に対応できることはあり得ないからです。
必ず反省点があります。
場合によっては失敗や未熟さから後悔することまで…。
そこで誰もが「反省」しようとします。
ところが「反省」は技術なのです。
やらかした自分を責めるのは反省ではありません。
落ち込み続けるのも反省とは違います。
自分の未熟さを知るだけなのも反省とは別物です。
かといって「〇〇だから仕方ない」と割り切り過ぎていたら、同じことを繰り返すでしょう。
反省の技術的なポイントは「同じようなことを繰り返さないために何をするか?」です。
「次は頑張るぞ!」と決意だけ新たにしても、同じことを繰り返していたら意味がないのです。
「何がダメだったのだろう…?」
「どうすれば良かったのだろう…?」
と考え続けても答えが出ないとしたら、反省の技術の問題かもしれません。
効果的な反省のためには
といったプロセスが必要です。
実際の援助における自分の対応を振り返るときにも、効果的な反省プロセスで進めることが求められてくるわけです。
そして、次に活かせる反省を積み重ねていくほど、援助におけるトラブルが減って、スムーズに対応できるケースが増えていきます。
プロの援助者として研鑽を積もうとしたとき、一般的にはスーパービジョンを受ける選択肢が知られています。
熟練した先輩や指導者に依頼して、事例を振り返るのを手伝ってもらう作業です。
改善策を提案されたり、ポイントの指摘を受けて反省させられたりします。
あるいは仲間うちのグループで相互スーパービジョンをすることもあります。
事例検討会のような位置づけです。
NLPセラピストとしても、スーパービジョンを検討してもらってもいいでしょう。
しかし効果的な反省の技術を身につけて、技術として求められる反省基準を理解していれば、自分個人でも『振り返り』を活かしていくことは可能です。
だからこそ『NLPセラピスト養成コース』では、実技トレーニングの後にポイントを絞った『振り返り』をします。
実技トレーニングを“やりっぱなし”にしないというだけの話ではありません。
着実に技能を高める反省ができるように、ある決まった手順に沿って振り返りをするのです。
これは同じNLPでも、資格取得コースで行う“振り返り”とは別物です。目的が違えば、手順も異なるもの。
資格取得コースにおける“振り返り”は「学びを深める」ことが目的です。
どんなことも学びになりますから、振り返りのやり方も自由度が高いのです。
ところが実技トレーニングの場合、目的は「スキルを高める」ところにあります。
それ以外の学びを得る機会にしてしまうのは勿体ないわけです。
援助の練習を自由に振り返ったときに典型的なのは、クライアント役の悩みについて話を掘り下げようとするケースでしょう。
親身になるからこそ、解決の方向に頑張ってしまいやすいようです。
ただ、これでは「クライアント役のための振り返り」の時間になってしまいます。
セラピスト役のための時間になりません。
一方このセミナーでは、クライアント役もセラピスト役のトレーニング効果が高まるように協力してもらいます。
目的をハッキリさせた『振り返り』を全員で行うのです。
こうして「効果的な振り返りの型」に慣れ親しんでいくと、自分一人でケースを振り返るときにも適切な着眼点で自己分析ができるようになるはずです。
つまり実技トレーニングの後の『振り返り』の時間が、そのままNLPセラピストとして活動するときの備えとして役に立つようにデザインされているわけです。
振り返り力・反省力を高めるためのトレーニングも、セミナーの重要な効果として期待してもらえるということです。
徹底的に実践を想定したセミナー構成となっていますので、援助者としての技術を磨きたい方にオススメです。
『NLPセラピスト養成コース』で到達点として設定しているのは…
(a)初対面で、しかも
(b)NLPのことを知らない人を相手にして、
(c)問題となっている「心の癖」を
(d)NLPのテクニックで変えるプロセスを高確率で順調に進められる
ことです。
具体的には以下のようなことができるようになるものと期待されます。
「困っている」の中身については問いません。
悩みでも問題でも、目標でも夢でも対応します。
援助の分野についても、
人間関係、習慣、仕事、スポーツ、ネガティブな感情や思考、衝動的な行動、健康、生き甲斐など何でも扱えます。
ただし、あくまで心理面からアプローチするのがポイントです。
「できない」理由を“心の癖”に見つけて、そこを修正するようにNLPのテクニックを使います。
ですから主な援助の成果を出すのはNLPのテクニックということになります。
どんな悩みや目標の援助も対応できるけれども、効果を出せる範囲には限度があるとはいえます。
既存のNLPのテクニックで出せる範囲の効果を最大限に発揮して、求められる成果にできるだけ近づこうとする。
これがNLPセラピストとしての援助スタンスといえます。
限度があるのは残念に思われるかもしれませんが、どんなプロでも専門の範囲でしか効果を出せないのは同じです。
“心の癖”以外のところを改善したい場合には、その筋の専門家に委ねるのが適切でしょう。
『NLPプラクティショナーコース』は万人向けですが、『NLPセラピスト養成コース』の対象は限られます。
には、ご期待に沿える内容のはずです。
一方、NLPをビジネスに活かすような内容はセミナーの範囲外です。
もし
という場合には、『NLPセラピスト養成コース』は合わないでしょう。
また、自分の心の問題・課題を解決する取り組みも想定されていません。
自分自身の悩みが気になっている方、
自分の生きづらさを変えたい方、
自分の苦しみを癒したい方には、
『NLPプラクティショナーコース』、『NLPマスタープラクティショナーコース』をオススメします。
典型的な場面として、相手から相談を受けたときを想定します。
無理やり介入したり、コッソリ働きかけたりする方法は学びません。
トレーニングのメインとなる援助の過程は、
❶話を聞きながら扱う「心の癖」を絞り込む(相談=カウンセリング過程)
❷「心の癖」を変えるためのNLPテクニックのガイド(ワーク=セラピー過程)
です。
この「カウンセリング〜セラピー」の過程において
の『基準』を染みつけるようにトレーニングします。
「やること」「やらないこと」の『基準』をハッキリさせることで、根拠と自信をもって援助を進められるようにします。
『NLPセラピスト養成コース』は体験型トレーニングのセミナーです。
コミュニケーション技術を実践的に練習するのを趣旨としています。
「NLPを知らない人が実際のクライアントとなったとき」の援助を想定して、一連の流れを練習します。
求められる個別の技術も練習します。
もちろん講義やディスカッションも欠かせません。
NLPセラピストについての概要説明や、援助場面の流れと手続きを理解するための時間です。
ですが大半の時間は実技トレーニングです。
ペアやグループで、相談場面やNLPのテクニックの練習を重ねることになります。
「私は見ているだけで大丈夫です」という方、
「知識だけ得られたら充分です」という方には、
合わないかもしれません。
ご期待に沿えず、すみません。
自己分析、ブランディング、マーケティング、プロモーション、システム構築、ウェブサイト作成など、新規クライアント獲得にかかわる内容は専門家にご相談ください。
いわゆる“集客”(悩みを抱えるクライアントを“客”と呼ぶのは気が引けますが…)は、まだ相手と面識のない段階でのコミュニケーションだといえます。不特定多数が相手です。
それに対して『NLPセラピスト養成コース』で扱う範囲は、特定の個人を相手にしたときの一対一のコミュニケーションといえます。
ですから「問い合わせ」があったところが最初の時点となります。
ここから一対一の対応が始まりますから。
そして実際に顔を合わせて、相談にのり、NLPのテクニックを使った援助をします。
最後に別れの挨拶をして、場合によっては次回までのフォローアップもあるかもしれません。
この過程にはビジネス的な側面は含まれませんが、問い合わせから相談に進んでもらえるような工夫は考えられます。
また、どれだけ多くの新規クライアントを獲得できても、実際の対応でトラブルが多かったらビジネスとしての継続は難しいことでしょう。
その意味で、本セミナーがセラピストとしての開業と無関係というわけではないとは思われます。
ここは私たちも迷いました。
確かに1つのコースに「他者援助」のためのトレーニングを含めることも可能ではあります。
ですが、仮にそうするとしても「同時にやる」のは避けたほうが賢明だと考えます。
「同時にやる」というのは、NLPのテクニックを実践(練習)するときに
のようにペアになって役割分担する形です。
この形で役割を交代すれば、二人とも
「自分を変える」効果も体験できて、
援助としてNLPのテクニックをやってあげるのも練習できる
…と思いませんか?
ところが私たちの経験上、これはどっちのトレーニングとしても効果が下がりやすいようなんです。
テクニックを体験するほうの人は「やってもらう」立場として、完全な受け身になってしまいます。
自分一人でやるための練習にはならないわけです。
「やってもらう」経験を重ねてコースを修了したときには、自分で自分にNLPを使う発想は出にくくなってしまいかねません。
また、援助者としてテクニックをガイドするほうでは、やらなければならないことが多過ぎて大変です。
初めてNLPをやる段階ではハードルが高すぎて、練習効果が出にくいのです。
テキストを見て手順を追いかけるので精一杯…、それでは援助に求められる技術まで気をつける余裕はありません。
そうして私たちは「他者援助のトレーニングは別にやったほうがいい」という結論に辿り着きました。
まず先に
「自分を思い通りに変える」ためにNLPを自分に使えるようになる。
それから
「変わりたい(でもNLPは知らない)」人がNLPをやるためのサポートができるようになる。
この順番がベストだろうと考えています。
自分にNLPを使えるようになるにも期間はかかります。
NLPのテクニックは沢山ありますから。
だからこそのNLPプラクティショナーコースの日数です。
そして、他人のためにNLPを使えるようになるにも、かなりのトレーニングが必要です。
それで『NLPセラピスト養成コース』を別日程で用意した形となっています。
『NLPセラピスト養成コース』は何も、試験に合格して資格を取得するような講座ではありません。
本コースはあくまで、NLPセラピストとしてNLPを使った他者支援ができるようにトレーニングするのが目的です。
人それぞれのペースで習熟していかれることでしょう。
もしコース終了後、ご自身で「もっと上手くなりたい!」と感じられたとしたら、再受講もご検討ください。
実技トレーニングですから、練習量は役に立つはずです。
その上で1つ補足しておきます。
もしかすると「ついていけない」という事態を「他の皆さんの迷惑になってしまったら…」のように心配されているかもしれません。
もしセミナーの目的が「お互いにNLPを使って、相手の問題解決を手伝う」ところにあったとしたら…?
自分の対応が相手に“迷惑”をかけてしまう可能性はゼロではありません(相手が不満に感じた場合ですが)。
しかしながら『NLPセラピスト養成コース』は、NLPセラピストとして求められる技術をトレーニングするのが目的です。
相手の問題解決ではなく、自分の技術向上だけが趣旨です。
ですから、仮にあなたが「思うようにできなかった」、「あそこでもっと違うやり方ができたのに…」などと感じたとしても、それは練習をしているあなた自身のことだけに落ち着くのです。
実習の相手について配慮する必要はないんです。
相手のことを思って「もっと上手くやってあげたかった…」と申し訳なく感じるのではなく、
自分の技術向上のことを思って「もっと上手くやりたかった」と悔しがる。
将来、あなたが実際に誰かを援助するときに、その相手への気持ちを存分に発揮できるよう、コース中のトレーニングは完全に「自分の技術のため」としてみてください。
もちろん到達点や上達スピードには個人差があるでしょうが、「できる」ことは着実に増えていくと期待できます。
比喩で言うなら、“寿司職人になるための学校”みたいな感じです。
技術モノですから進み方には個人差があります。
ですが寿司職人として必要なことは身につけられる。
このレベルは、一般人が家庭でお寿司を作ってみるのとは全く異質になります。
やったことのない専門技術ですから、やれば「できる」ようにはなる。
あとはトレーニング次第、ということです。
もし「難しい」ことが心配なのだとしたら、1つオススメしたいことがあります。
このことについて考えてみてください。
~ 「難しい」は「分からない」と違う ~
「難しい」という感想が出るのは、自分のやったことを振り返って自己評価して、目標とする基準に達しないことが多かったときです。
「何をすればいいか?」
「どうなったら“上手くできた”と言えるのか?」
が分かっているからこそ、
「あまり上手くできなかった。難しい」
と思えるわけです。
ですから着実に「すべきこと(=課題)」と「“できた”の基準(=目標)」とが分かっているのです。
理解はできている。
でも、まだ上手くできない。
これはシンプルに、技能を高めるための練習が必要な段階といえます。
もちろん上手くできない悔しさ・もどかしさは心地良いものではありません。
ですが、だからこそ乗り越えようとして努力ができます。
「ちゃんと自分は頭で分かっている。まだ身体が追いついていないだけだ」と自信をもったうえで、悔しさ・もどかしさを上達の原動力にしてもいきたいと思います。
使うNLPのテクニックそのものは、標準的なものです。
“知る人ぞ知る秘伝の介入言語パターン”なんてものは含まれません。
むしろイメージしてもらいたいのは、NLPの創始者・開発者たちのような達人がセミナーでデモンストレーションをしているところです。
使っているテクニックは基礎的なもの。
その後で参加者が練習することになる方法の見本を見せるわけですから。
でも、そのやり方は自然で、デモの被験者に合わせていて、一切のトラブルらしきものが見えないままスムーズに進んでいく…。
ここには実際のところ、相当な配慮と工夫が含まれているのです。
「どのテクニックを使ったか?」は見ていると分かります。
ポイントは「なぜ、そこでその対応を選んだか?」。
つまり援助的な関わりにおける方針です。
使っているものは同じでも、その『使い方』が洗練されているのです。
達人は援助の効果を出すために、NLPを“高度に”使いこなしているのです。
そのような状態になれるよう『NLPセラピスト養成コース』では、
“高度なNLP”を学ぶのではなく、
「基礎的なNLPを“高度に使う”」ことを学ぶ
ということです。
複雑な手順を覚える必要はありません。
身につける知識の量も限られています。
プラクティショナーコースのように盛り沢山なわけでもありません。
地道な実技トレーニングだとお考えください。
『NLPセラピスト養成コース』で扱うのは、NLPを使って他者支援する技術です。
ですから「援助的なコミュニケーション」においては、かなりの上達は期待できます(達人までは難しいかもしれませんが…)。
コミュニケーションの技術は、場面ごとに求められるものが違います。
人生のあらゆる場面におけるコミュニケーションを全て達人レベルでできる人は存在しません。
演説が上手い人、セールスが上手い人、人を笑わせるのが上手い人、誰とでも仲良くなれる人…、
それらと同列に「他者支援が上手い人」がいます。
このセミナーで学べるのは、あくまで「NLPを使った他者支援のコミュニケーション」の技術です。
それ以外はやりません。
その反面、他者支援のコミュニケーションについては、NLPを使うかどうかは別にして、全般的に向上する可能性はあります。
NLPを他人のサポートのために使おうとすると、自分一人でNLPを実践するときよりも遥かに多くのことが求められます。
相手を理解して、相手に合わせて、相手のためにコミュニケーションする必要があるからです。
そこで『コミュニケーションの基礎能力』が求められます。
例えば相手への援助として「相手のネガティブな感情に共感的な言葉をかける」としたら…、
などの能力を使うことになります。
このようなコミュニケーションの基礎能力には、参加者個人の人生経験によって個人差があるものです。
そして、これらの基礎能力が高いほど、同じ技術でもスムーズに高い効果を出せるようになります。
ですから、NLPセラピストとして求められることが「できる」ように、基礎能力を高めるのもセミナーの趣旨の1つとなっているのです。
援助的な関わりで求められるコミュニケーションの基礎能力は、繰り返しの練習を通して自然と高まっていくはずです。
この能力は日々の人間関係にも役立つことでしょう。
確かに世の中の“セラピスト養成講座”やセラピー技術を学ぶセミナーでは、癒される側も重要なこととして扱われがちです。
大きな悩みを抱えた人が参加して、
同じく苦しんでいる他の参加者とペアになって、
それぞれのツラい気持ちを分かち合い、支え合い、
そして互いにセラピーをしてあげて癒される…、
『NLPセラピスト』以外のセラピストなら、そういうセミナーもあり得ます。
が、NLPは性質が違います。
NLPでは「癒してもらう」は成立しないんです。
例えば催眠療法(ヒプノセラピー)とかヒーリングとかを考えてみましょうか。
セラピーや癒しのプロセスは基本的に、セラピスト・ヒーラー側が「やってあげる」ことで起きるものです。
ですからセミナー中においても「やってもらう」そして「癒してもらう」があり得ます。
癒される側(クライアント)が受動的なのです。
ところがNLPは原理として、能動的にしかやれません。
(※雰囲気として「やってあげている感」を出すことはできます)
体験する本人が自分の心の中を調べて、
本人がイメージで仮想体験をして、
本人が心の中を調整して…、
その結果として心の癖が変わります。
本人が自らNLPのテクニックを体験して、自分自身で自分を変える。
「やってもらう」ではないのがNLPなんです。
『NLPセラピスト』は、相手本人がNLPのテクニックの手順をスムーズに進められるようにガイドするだけの役割、ということです。
癒しが起きるとしても、それは本人がNLPのテクニックの効果として自分で体験するもの。
NLPは「やってあげる」ものではなく、NLPで「癒してあげる」ものでもないんです。
この原理に忠実でいるからこそNLPセラピストは、援助可能な範囲を明確にして、相手と適切な距離を保ったまま最大限のサポートをしてあげられるのです。
この立ち位置を染みつけていくことが援助者としての未来を支えてくれるはずです。
『NLPセラピスト養成コース』に相手を癒してあげる時間が想定されていないのは、そういった背景があるからです。
「私が癒してあげたい!」と強く願っている方は、その大切な気持ちを未来のクライアントのためにとっておいてください。
セミナーでは、目の前の相手を癒してあげる代わりに、
未来のクライアントを癒せる力を高めるよう、自分自身に関心を向けてください。
とはいえ、癒しを求めている方、大きな悩みを抱えている方にはご参加いただけないわけではありません。
単純に「癒される」「悩みが解決する」ことはセミナーに期待できません、ということをご理解ください。
そして、もし
「癒しが必要」
「悩みを解決したい」
「自分を変えたい」
と思うのでしたら、それは別途『NLPプラクティショナーコース』『NLPマスタープラクティショナーコース』のほうをご受講ください。
こちらは自分の心の癖を変えることに専念したコース設計となっていますから、
悩み解決にも、癒しにも、オススメです。
仲間との繋がりや人の温もりを実感できる時間にもなるはずです。
あくまで「プロとして求められるレベル」のスキル習得を目指すセミナーです。
NLPを使って他者支援をする。
この機会を想定していれば、それがプロとして報酬をもらうかどうかとは関係ありません。
その意味では、教育・指導の立場にいる方には特に、普段のサポートの延長でNLPを使える可能性があります。
ただしプロではない形を想定するときには、追加の注意が必要です。
相手がNLPを知らない可能性がある、という点です。
NLPについての事前の説明や、馴染みのない人に向けたアレンジも求められるかもしれません。
NLPのテクニック特有の非日常的な手順についても、驚かれない範囲に調整するのがコツになるでしょう。
そのあたりのアレンジも『NLPセラピスト養成コース』の範囲に含まれます。
日常にも取り入れやすいはずです。
それから、もう1つ気をつけてもらいたいことがあります。
「プロでなくてもOK」だからといって、プライベートの身近な関係を対象にするのはオススメしません。
家族やパートナー、友人にNLPをやってあげようとするのは避けたほうが無難です。
この点については別の『Q&A』項目:
「家族関係にも役立つものですか?」
を参照ください。
『NLPセラピスト』という呼び名にはしてありますが、実際には『NLPカウンセラー』と呼んでも構わないぐらいです。
なぜかというと、NLPセラピストがやるのは「カウンセリングと、NLPを使ったセラピーとを組み合わせたもの」とも言えるからです。
おそらく世間の人が「NLPを使ったカウンセリング」と聞いて想像するものと大きくは違わないでしょう。
このコースで扱う援助の場面は、大きく2ステップに分けられます。
❶相談(カウンセリング)と❷NLPのテクニック(セラピー)です。
変えたい現状について話を聞いて、問題となっている『心の癖』を特定する。
これが❶相談のステップです。
この段階では、座って会話が進んでいくとイメージしてください。
いわゆる相談ですよね。
相談によって現状を把握して、専門的な対応を決める。
この過程を広い意味でカウンセリングと呼びます。
ですからカウンセラー(およびカウンセラーを目指す方)には、相談技術のトレーニングとして直接的に役立ててもらえると思います。
そしてカウンセリングによって心の癖(プログラム)を課題として絞り込んだら、次にそれを変えるためにNLPのテクニックを使います。
これは会話というよりも、イメージを使った仮想体験をしてもらう時間です。
セラピストが手順をガイドしていきます。
非日常的で専門的な作業がなされるステップと考えてください。
NLPを使ったセラピーと呼んでもいいでしょう。
カウンセラーの方には、このセラピー過程としてのNLPを取り入れてもらうこともできます。
あなたがもし、徹底的にクライアントの話を聞き続けるスタイルのカウンセラーだとしたら、NLPセラピストとしての関わりは合わないかもしれません。
もしあなたが、話を聞いた上で問題解決の支援までするカウンセラーだとしたら、NLPセラピストのスタイルを追加するのは容易でしょう。
これまでに用いていた介入技法、例えば…
考えの整理のための会話、
認知トレーニングの課題、
問題状況を変えるための行動指示、
各種の心理療法の技法…など、
これらのリストにNLPのテクニックを加えてもらう形です。
ということで、実用性の観点からするとカウンセラーの方には、かなり直接的に役立ててもらえるのではないでしょうか。
コーチングを続けているとクライアントが深い悩みを打ち明けるタイミングに出会うことも少なくないものでしょう。
その意味では、コーチングでもセラピーでも、扱う対象には本質的な違いはないのかもしれません。
人の心は揺れ動きます。
人生には想定外のことも起きます。
コーチングを受けているうちに、心の苦しみが表面化してくることはあり得るわけです。
こうした局面では特に『NLPセラピスト養成コース』のトレーニングが役立つはずです。
一時的にとはいえ元気を失っているときには、普段のコーチングよりも丁寧なケアが必要になります。
ストレスがかかると認知的な視野が狭まり、創造性が低下することも知られています。
気づきの力が下がってしまっているときには、普段どおりのコーチングは機能しにくくなりがちです。
NLPセラピストが相談のときに用いる援助的なコミュニケーションスタイルが、コーチングの場面でも役立つ典型的なケースでしょう。
もちろん普段のコーチングとNLPのテクニックを組み合わせることも可能です。
実際にNLPを採用しているコーチングの流派や「NLPコーチング」という資格もあるほどです。
会話のコーチングセッションだけではなく、NLPのテクニックを交えたクリエイティブな時間はコーチングを豊かなものにしてくれます。
非日常的な作業をするからこそ、普段とは違う深い気づきが得られやすいのもNLPの特徴です。
ただしプラクティショナーコースでやったことを実際のクライアントにそのまま同じようにできるかというと…、それは違うものです。
セミナーのときにはお互いにデモを見て、NLPで何をするかを知った状態で取り組みます。
ところが、あなたのコーチングのクライアントはNLPを見たことがない可能性があります。
その場合には、NLPを知らない人に合わせた工夫が求められます。
この点でも『NLPセラピスト養成コース』が役に立つはずです。
NLPのテクニックをガイドするときのコツも身につければ、セッションの効果も高まるものと期待できます。
コーチとしての援助スキルの幅を広げ、精度を高めたいと考える方にもオススメのコースです。
NLPセラピストは他者援助としてNLPを使う立場ではありますが、どんな相手でも対象にできるわけではありません。
ハッキリ言いますが、家族のように身近でプライベートな相手は『対象外』と捉えてもらうのが無難です。
例外的に可能なのは、
ことが組み合わさった場合でしょう。
相手がNLPを知らないときには、相手本人が「現状を変えるためだったら何でもする!」という強い意志を持っているのが条件。
以上を満たせない場合には、援助のつもりがトラブルになってしまうリスクが高いものです。
ご注意ください。
というのは、身近な関係では既に“いつもの関係性”ができあがっているからです。
NLPセラピストとして援助をする立場をとるとき、「クライアントー援助者」という普段と違う関係に移らなくてはいけません。
これが難しいものなんです。
どうしても普段の関係性が顔を出してしまいます。
他人同士なら自然と出てくるはずの配慮や敬意が、親しい間柄だからこその甘えによって失われてしまいがちです。
相手は親しい間柄の自分に対して「これぐらいしてよ」と無自覚に求めてしまいます。
「優しくしてもらいたい」、「分かってもらいたい」などと『心の支えを求める』気持ちは特に出てきやすいものでしょう。
ところがNLPセラピストとしての援助は、ある意味で“厳しい”とも言えるんです。
相手の変化を後押しする、それはつまり「今のままよりも変わったほうがいい」という“現状否定”の意味合いも含むからです。
人が変化を求めるときには「できることなら今のままのほうが楽だけど…」という気持ちも持ちがちなもの。
こうした変化への迷いが、親しい間柄では特に表面化しやすいんです。
「もしかしたらこの人なら“今のままでいいよ、頑張らなくていいよ”って言ってくれるんじゃないか?」と。
ここが援助プロセスに対する両者の温度差として表れやすいんです。
さらには、話題を割り切ることが難しいのもリスク要因です。
家族の関係には日常的な心のわだかまりも少なくないでしょう。
別の場面で起きた揉めごとが、感情の記憶として残ってしまっています。
相談内容とは無関係な過去のトラブルの記憶が、意外なタイミングで思い出されて感情を揺さぶります。
例えば、
などです。
このようにして表面化した感情が、お互いの心をかき乱します。
そして援助関係がギクシャクしてしまいなすいのです。
そして何よりの難しさは、身近な間柄では援助者自身が適切な心の距離を保ちにくいところにあります。
相手への思い入れの強さから必死で助けようとしてしまったり、
相手の苦しみに巻き込まれて自分も辛くなってしまったり、
相手を苦しめた人物に敵意が抑えられなくなったり…。
相手の問題が自分の問題になってしまうのも、身近な相手を援助するときのトラブルです。
相手の人生に踏み込み過ぎてしまうケースです。
以上のリスクを考えると、家族や友人など、身近な相手にNLPで援助しようとするのは避けるほうが無難なはずです。
NLPセラピストは『NLPを使った他者支援』の技術です。
文字通り“他者”を援助する立場。
他人行儀にはなれない“自分の”家族には、別の対応が役立ちます。
身近な人にしかできない対応があるはずです。
味方でいてあげる、支えになってあげる…。
NLPを使うとしたら、身近だからこその対応ができるように、自分を変える目的で使ってください。
自分が変わることでも身近な関係性は変化していきますから。
お申込み後1週間以内に、銀行振込またはクレジットカードでお支払いください。
若干割高とはなりますが、5回払い(手数料5%)、10回払い(手数料7%)にも対応しております。
分割払いをご希望の場合は、お申し込みフォームの通信欄に、「分割払い希望(5回)」or「分割払い希望(10回)」とご記入ください。

第1期
2026年 5~7月
| 原田 幸治トレーナー |
|---|
① 2026年 5月 9日(土)
② 2026年 5月10日(日)
③ 2026年 6月13日(土)
④ 2026年 6月14日(日)
⑤ 2026年 7月11日(土)
⑥ 2026年 7月12日(日)
| セミナー名称 | NLPセラピスト養成コース |
| 開催場所 | 【東京】 詳細は、お申し込み後「受付メール」でご確認いただけます。 |
| 定員 | 12名 |
| 受講対象 | NLPプラクティショナー資格保有者 |
| 参加費用 | 【新規受講】 【再受講】 |
| お申込み方法 | お申し込みフォーム |
| 申込締切日 | セミナー開始の10日前 |
| お支払方法 | 銀行振込/クレジット
|
| トレーナー | 原田 幸治 |
| 備考 |
|