NLPって何に役立つの?
③ NLPの強み

2種類の”できない”


NLPの強みをシンプルにいえば、『“できない”ことを“できる”ようにする』ことです。

“できない”にも種類がありますが、NLPが得意なのは

(a) “心の癖”のせいでできない

(b) 技術不足でできない

の2つでしょう。

(a) “心の癖”とは「つい、やってしまう」「またやっちゃった」「なぜか、やれない」といった気持ちや感情の問題です。

やろうと思えばできるだけの技術はある。
でも、なぜかやれない。
そんな場合ですね。
 

(b) 技術不足は「上手くやる方法を身につけていないから上手くできない」という問題です。

こちらは、やろうと思っても上手くできない段階です。

 


 

(裏話)NLP業界の実情


ここで実情をお話しすると、

NLPの本やセミナーの多くは(a)“心の癖”の扱い方をメインにしています。
 

「本当はできることなのに“心の癖”のせいで“やれない”」という状態を修正するわけです。
人間関係でも行動習慣でも、気持ちが整うだけで上手くいくことは沢山ありますから。
 

NLPでは“心の癖”を修正するテクニックを数多く開発してきていますから、それらを紹介するのが本やセミナーの中心となっています。

 

資格取得コースでは扱いきれない…?


じゃあ、(b)技術のほうはどうなのか?

こちらはセミナーで扱いにくい実情があるんです。

技術って、必要なものを個別に身につける必要があるじゃないですか。

例えば野球を上手くなるにしても、バッティングと守備は別なわけです。
守備だって、捕球と送球も別技術として身につけなければいけません。
 

だから「人生で役立つ技術を一通り身につける!」なんてセミナーや本には、どうしても無理があるんですね。
 

そのため一般的なNLPでは、どんな技術でも効率的に身につけられる“万能テクニック”として『モデリング』を紹介しています。

自分が身につけたい技術を持っている人を見本として選んで、その人のやり方を参考にして、上手くいくコツ(型=モデル)を学ぶわけです。

 

(a), (b)どちらも、やればやっただけ『できなかったことが自分で“できる”』ようになれます。

NLPの強みですね。