「人の発話内容(=『表層構造』)は頭の中にある言いたいこと(=『深層構造』)が変形されたものである」という発想のもと、その発話内容の土台にある”言い切れていない考え”を聞き出すための質問パターン。
NLPの開発初期にフリッツ・パールズとヴァージニア・サティアの研究から生み出された。
言語パターンの特徴は、”相手の発話内容の言語学的特徴に応じて、一定の型の質問をする”ところ。
「相手の発言の形 ⇒ 自分の質問の形」と対応させる。
変形の種類を『削除』『歪曲』『一般化』と分類して、各分類ごとに質問のリストが用意されている。
心理療法における介入のための質問として、悩みやすい考えを修正する趣旨が含まれるため、相談の場面で使うのが一般的な技術。
(※各分類についての説明と対応した質問パターンについては『削除』『歪曲』『一般化』の項目をそれぞれ参照のこと)
「メタモデルの質問は自分に向かって問いかけることも可能です」
「友人の愚痴にメタモデルを使ったら嫌がられてしまいました」