NLP用語集

ラポール

rapport


特定の人間関係において、相手に対して相互に抱かれる心理的な結びつき。

ステイト(内面の状態:気分etc.)について説明するものではなく、関係の質について説明するものであることに注意。

「相手に対して気を抜いている」ことが特徴的であり、そのためラポールの結果として過剰な感情的反発が起きることもありえる。

NLPにおいて援助的なコミュニケーションを想定した場合には、ラポールに基づいた安心感を持ってもらうことを重視する。

またNLPでは、ラポール形成のためのテクニックとして相手の非言語メッセージに合わせる『マッチング』を紹介している。

 
【言葉の用例】
  • 「あの二人の非言語メッセージの一致したところから、深いラポールが見てとれますね」

  • ラポールが充分に築かれていない相手へ、過度に踏み込もうとするのはリスクがあるでしょう」