ラポールのためのテクニックの1つで、相手の非言語メッセージに自分の非言語メッセージを合わせること。
姿勢、お互いの距離、動作のリズム、話すスピード、声のトーンなど、人には”普段通り”のスタイルがある。
ラポールを「気を抜いていられる」関係性と説明すると、他者に気を遣わずに”普段通り”のコミュニケーションができるように本人のスタイルへ合わせる『マッチング』が効果的。
またラポールが作られるほど、自然と両者がマッチしてくることも知られている。
なお、用語の使われ方のバリエーションとして「視覚的に観察可能な非言語メッセージに合わせること」だけを『マッチング』と呼ぶ場合も見受けられる。
このときには視覚情報以外の要素に合わせることが『ペーシング』として区別される。
「相手の自然なリズムにマッチングさせるには、会話の”波”に乗るような感じがコツかもしれません」
「ジェスチャーや動作など、目につきやすい部分のマッチングは不自然に映るリスクがありそうです」