1.《広義》コミュニケーションにおいて「相手に合わせる」プロセス、および「相手に合わせようとする」こと。
相手のペースに合わせるという意味。
対になるものとして『リーディング』(相手を自分が導くこと)がある。
自分が目的をもって相手とコミュニケーションする場合、ペーシングとリーディングを繰り返しながら、目的の方向へと進めていくことになる。
リーディングしたときに相手が着いてきてくれるには、事前にペーシングが充分に行われているか(ペースが合っているか)がポイントとなる。
「ペーシングか、リーディングか、その瞬間ごとに選択しながら会話を進めるのが大切です」
「相手が反抗的なのではなく、自分がペーシングできていない可能性があります」
「あの人は誰にでも、すぐペーシングができる」
「いくらペーシングが重要でも、不自然な方言に合わせるのは危険かもしれません」