ある表象システムで表現された体験への意味づけを、同じ意味合いとなるように別の表象システムに置き換えて表現すること。
優位表象システムが異なると、ポジティブ/ネガティブの評価をするときの基準も異なることが多く、趣旨が伝わらないことがある。
相手の優位表象システムに合わせて意味づけの表現を翻訳できれば、相互理解がスムーズになる。
《視覚》 「散らかっている、汚れがついている、目障りetc.」
《聴覚》 「ノイズが多い、不協和音、音が割れているetc.」
《体感覚》「ベタベタする、埃っぽい、臭いetc.」
A:「うわ、こんなに散らかして!汚い。ゴミが落ちていても気にならないの?」(視覚)
B:「え?そう?これのどこが汚いわけ?別に臭わないし…」(体感覚)
A:「こういう風に物が散乱していたり、見える範囲に使わないものがバラバラに置かれているのって、服がところどころ濡れていたりベトベトしていたり、パンツの中が砂でジャリジャリしているぐらい不快なの」(翻訳)