NLP用語集

スライト・オブ・マウス

Sleight of Mouth


ビリーフ(経験則・思い込み)を変えることを目的とした言語パターン。

ビリーフの妥当性や根拠を揺らがせるような語りかけを中心とし、本人がそれまで持っていた制限的なビリーフを自ら変えようとする方向に働きかける。

言語パターンには、①思い込みの制約を見つける着眼点と②言い回しの型が含まれており、開発者のロバート・ディルツは14パターンを紹介している。

メタモデルではビリーフの”正しさ”だけを疑うのに対して、スライト・オブ・マウスはビリーフの問題点や穴を指摘する。

 
【技術の用途】
  • 行動についてアドバイスする代わりに、行動の元となるビリーフを変える

  • 自動的に起きてしまう厄介な感情に対して、感情の元となるビリーフを変えて問題解決する

  • 悲観的な考えや自尊感情を下げるような考えの元となるビリーフを変える etc.