個人が持っている”経験則”としての考えのこと。
ポジティブな意味のものも、ネガティブなものも、ニュートラルなものも、「~なものだ」「(普通は)~だ」と一般化された法則性を含んでいるものは全て『ビリーフ』だといえる。
常識として共有されていることや、学術的に”正しい”とされていることも、”知る”という経験を経ている以上『ビリーフ』。
逆にビリーフではないのは、過去・現在の具体的な体験、その瞬間のステイト(内面の状態)、未来への意思など、繰り返されない(パターンでない)もの。
むしろ人はビリーフを使って体験をして、ステイトを生み出し、意思決定する。
ビリーフは法則性を示すため、言語的に表現したときには必ず文章の形をとる。
「今の発言の奥には、自分の可能性を制限するビリーフが前提としてうかがえます」
「メタモデルの質問を使ってビリーフを引き出したり、ビリーフを緩めたりすることができます」