NLP用語集

知覚位置

Perceptual Positions


人称の表現(私、あなた、第三者)に対応した視点のこと。

一人称(私)の視点を『第一ポジション』、二人称(あなた)の視点を『第ニポジション』、三人称(第三者)の視点を『第三ポジション』と呼ぶ。

一人の考えであっても、人間関係が関わる事柄については、それぞれの知覚位置から意見が表れる。

これらの意見が混ざり合った状態でコミュニケーションをとったり考え事をしたりすると、あまり効果的ではないとNLPでは想定する。

知覚位置の違いに基づいた意見を区別して、明確に切り分けてメッセージを表現できると、意思伝達がスムーズになる。

なお、知覚位置を応用したテクニックとしては『ポジション・チェンジ』が有名。

 
【言葉の用例】
  • 「この注意書きの文章は、知覚位置がバラバラに入り乱れています」

  • 知覚位置を動かすことでリフレーミングが起きやすくなります」