複数の視点に意識を分散させ、それぞれの対象を同時に意識へ上げる状態。
ディソシエイトしているほど、どれか1つの体験だけに没頭することが起きづらく、主観的に実感されるステイト(内的状態:感情など)も弱くなりやすい。
典型的なのが、1つの視点からの体験について「○○を体験している自分」を別の視点からモニターしている状態。
さらにディソシエイトすれば「”○○を体験している自分”を見ている自分」を外から眺めることもできる。
記憶や想像のイメージにおいても、自分の姿を外から眺めている思い浮かべ方が『ディソシエイト』と呼ばれる。
ディソシエイトで思い出される記憶は、やはり体験強度が低い。
※対義語は『アソシエイト』。1つの視点に意識を集中させた状態。体験に没頭しやすく、強い体験がなされる。
「今、思い浮かべている場面では、そこにディソシエイトしていますか?」
「その体験から一度ディソシエイトしてください。自分を外から眺めてみましょう」