人間が行う全てのことに関して、それぞれが個別に含んでいるポジティブな目的のこと。
本人が自覚できているかは別にして、あらゆることの奥には「良かれと思って」「自分自身に役立つように」やっている意図がある、とNLPでは考える。
客観的に”目的”を分析するというよりは、その目的を主体的・主観的に感じた”意図的な気持ち”として捉えるのがポイント。
自分にとって望ましくない反応パターン(感情、思考、行動など)は、その肯定的意図が自覚できていないために問題視しているといえる。
肯定的意図を捉えるのは、反応パターンについてのネガティブな意味づけを変えるうえで典型的なアプローチ(意味のリフレーミング)。
「あんな言い方をしているけれど、あの人にも肯定的意図があるんです」
「自分のこの悪習慣に、こんな肯定的意図があったなんて…」